前山﨑光信理事長が強い意志で継続されてきました植林事業は今年21回目を迎えました。御代替りの行事日程の関係で今年は初めて11月の開催となりましたが、208名の皆さまにご参加いただき、購入した苗木、会員が育てた苗木、合計約500本を植樹しました。
会場では間隔を空けずに植樹をしますので、これらの苗木のうち、成長して成木になるのは本当にわずかな本数と言うことです。しかし、密に植樹することにも意味があります。地下に苗木の根が緊密に張ることで、篠竹の繁茂を防ぎます。竹の繁茂を防ぐことで苗木が生長しやすい環境が整うとのことでした。
11月の植林では気温の心配がありましたが、全くの杞憂に終わり快晴の空の下、植樹を行うことが出来ました。終盤、CCCの伊藤様より、10年前に、初めて赤城で植樹を行ったときの苗木が生長した姿を見せて頂きました。
苗木を育てて下さり、また山へお送り頂き、ありがとうございました。
植樹地 | 国立赤城青少年交流の家周辺(群馬県前橋市富士見町赤城山27) |
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実施年月日 | 2019年11月19日(火曜) |
活動時間 | 10時00分~11時30分頃迄 |
参加人数 | 208名 |
植林本数 | 360本(購入分)+100本(回収)+持参分≒500本 |
種目 | コナラ、ヤマモミジ、ヤマクワ、ケヤキ、クヌギ |
参加者地域 | 栃木・群馬・茨城・埼玉・東京・神奈川・三重・愛知・岐阜・長野 |
※来年(2020年)の植林は10月20日(火曜)実施予定です。
今年も朝早くから200名を越えるみな様にお集まり頂きました。
朝礼の挨拶は新理事長になられた伊久江先生に行って頂きました。昨年は光信理事長がここに元気な姿で立っておられました。今年いらっしゃらないのが今でも不思議に感じます。
そして21年目を迎えたこの開催日も見事な天候です。11月下旬にもかかわらず この日の最高気温は20度ということで、作業すると汗ばむ陽気でした。
今年は昨年作業したエリアに補植を行いました。
この2枚の写真をご覧下さい。少し撮影場所はずれておりますが、ほぼ同じ場所を写した写真なんです。人がいない方の写真は10月下旬の様子を撮影したものです。私たちが植林を行う前にCCC自然・文化創造向上のボランティアの方々が下草刈りを行ってくださっています。 けっして平坦な場所で楽に植樹が行えているわけではありませんが、普段山に慣れていない私たちが少しでも負担にならないようにと、開催日の直前に整備をして下さっているようです。
事前ボランティアみな様に感謝ですね。
作業中CCCの伊藤理事長が10年前に私たちが植えた木を紹介し始めると・・・・自然と人だかりが出来て熱心に説明を聞いておられました。やはり自分達で植えた苗木がどう育っているのか気になっているのですね。
植林勉強会も最近は行っておりませんが、久々に勉強会を行うのも宜しいかもしれませんね。
左が10年前に植えた木で、右は今年植えた苗木です。10年経つとここまで大きくなると感心しますが、たくさん植えた苗木の中でも過当競争を乗り越え、こうして育ってくれるのは一部なのです。更にこの木が森の様に育つまでには、まだ数十年かかります。
写真左は作業終了後の神奈川支部のみなさん。伊久江先生と一緒に「パシャリ!」
写真右は看板の写真ですが・・・上部になにやら置物が・・・・誰かのおみやげでしょうか・・・・(笑)
左の写真は最近出来た水の通り道。通常のこの場所には通路はなく砂利と森があるだけでしたが、今年の秋に関東を襲った台風15号と19号による記録的な雨量により水の逃げ場がなくなり、森を削って出来たそうです。自然とはいえ、この様に水の通り道が出来てしまうと色々と影響が出るそうです。人の力で森を完全に守ることは出来ませんが、修復し見守っていくことは可能です。引き続き植林活動を通して子供達の未来に多くの自然を残せたらと想います。
昨年に引き続き宮崎支部は今年も植林を行いました。状況を支部便りで頂きましたので、支部許可の基、植林記事の部分を掲載させて頂きます。
10月25日 昨年同様元日田の大山ダムにて植林を行いました。
今年も全国各地での植林活動大変お疲れ様でした。
以上、2019年の植林報告です。
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