10月22日、総勢288人の有志による植林活動が行われました。霧による小雨が降る中、開会式が行われ、久しぶりの雨の植林かと思われましたが作業中に雨は止み快適に作業を行うことができました。
植林地 | 植林地国立赤城青少年交流の家周辺 (群馬県前橋市富士見町赤城山27) 管理棟西側エリア |
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実施年月日 | 2014年10月21日(火曜) |
活動時間 | 10時より12時頃まで |
参加人数 | 274名 |
植林本数 | 750本(購入分)+280本(回収)+持参分 ≒1,060本 |
種目 | ヤマハンノキ、コナラ、ケヤキ、クヌギ、ヤシャブシ |
参加者地域 | 栃木・群馬・埼玉・東京・神奈川・新潟・長野・富山・愛知・岐阜・三重・長崎・大分 |
朝礼で挨拶をする山﨑光信理事長(左)
植林のポイントを説明して下さったNPO法人CCC自然・文化創造工場 関東事業部の伊藤理事長(右)
理事長の伊藤さんには毎年大変お世話になっております。
写真下は 青少年交流の家の松崎次長松崎さんからは全国から沢山の皆様にご参加頂いた事に対し、感謝の気持ちを述べられていました。
開会式が終わると各班ごとに移動をします。
今年は前日と当日の朝までの雨で山道がぬかるんでおり、大変滑りやすく急勾配の箇所ではなかなか上り下りが出来ない参加者もおりました。
今年の植林地は昨年作業したエリアの近くですが、斬り倒した孟宗竹が多く、どかしながら掘る作業が続きました。また、鍬を入れてもなかなか土が掘れない為、1本を植えるための労力が大変だったようです。
今年も植えた後の目印にピンクのマーカーを取り付けましたが、昨年までの苗木にマークをつけるやり方ではなく、植えた苗木の横に高さのある竹を挿し、比較的高い位置にマーキングをしました。理由は、苗木だと低い位置にマークが付くため、下草が生長するとマークが見えなくなるからだそうです。マークが見えないと下草刈りの際に、折角植えた苗木がうっかり刈られてしまうそうです。
今年も沢山の参加をありがとうございました。皆さんにしっかりと植えて頂きました。これらの苗木が10年後、20年後にどう育つかが楽しみです。
最後に、2014年の看板を建てて終了です。今年もご苦労様でした。
始めた年は1999年。5人でも10人でも参加してもらえれば、と思って始めた秋の植林でしたが、年々参加者も増え、今年で16年目を迎えました・・・
2009年以降は赤城の山へ移りましたが、2008年まで植えてきた群馬県水上町奈良俣ダム上流国有林が現在どうなっているか。その様子が気になっているという声も多く頂いておりましたので、CCCへ依頼をし、現地の様子を写真に収めてきて頂きましたのでご紹介します。
まずは当時(2005年頃)の様子です。
水上の奈良俣ダム残土で出来た国有林では軽トラックがやっと通れる程度の道をひたすらあがって植樹会場へ向いました。スコップや鍬を入れると岩が多く、深く掘ること自体が難しい場所でした。また、足場も悪く作業する場所はだいたい傾斜地でした。看板は2004年に助成金を頂いた際に建てたものです。
そして現在(2014年)の様子です。
緑いっぱいの森になっていました。低いものでも90cm位、背の高いもので3mを超える木になっている様です。活動の成果がこうしてわかるのは大変ありがたいことです。
この場所は2011年7月に集中豪雨のより土砂崩れが発生し、道が封鎖されてしまった為、CCCの方でもしばらく立ち入ることが出来なかったようです。それが今年ようやく人が入れるようになったことから、現地の写真が撮れるようになったと報告を受けております。
↑ 見えにくいですが、写真中央付近に毎年完了の印として建ててきた年号の看板も確認できます。
この辺りは野生の熊や猿がいる為、下の写真のように野生動物によって壊されてしまいました。仕方がないことですね。看板の周りは根付いた木が育っている様子がこれでわかります。
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