協会代表よりご挨拶 ～二代目山﨑伊久江～

一般社団法人日本弱酸性美容協会は1975年、ワールド・ビューティ・アンド・ヘルス・アソシエーション（ＷＢＨＡ）という名で始まった団体でございますが、この半世紀近い歴史のある協会の理事長に、この度新たに就任にいたしました。
前理事長であった父の山﨑光信が何事にもぶれずに、まっすぐに運営し守ってきたこの協会を、お客様、会員の皆様、関係者の方々のお力添えを頂きながら、さらに発展させ、唯一無二の美容法、ベル・ジュバンスがもっと世に広まるよう務めて参る所存です。

この協会の目的にまず挙げられているのは、「ベル・ジュバンス弱酸性美容法の普及・啓発、技術の向上」です。
ベル・ジュバンスは、“髪と肌を傷めない美容法”とことん髪と肌に優しい施術で、お客様の健やかで自然な美しさを追及し続けています。
このすばらしい美容法を広めるために、まずはベル・ジュバンスをご存知ながらも当協会に入っていらっしゃらない美容師の先生方や、まだベル・ジュバンスを全く体験されていない美容師の先生方に改めてベル・ジュバンスを知って頂くことが大事と考えております。機関紙や本部・支部のシンポジウムやsnsなどを通して一人でも多くの方の心に響くようなベル・ジュバンスの説明をさせて頂きます。
そしてより多くの美容師の先生方がベル・ジュバンスを取り入れることで、たくさんのお客様が髪や肌の悩みから解放され、より健やかに美しくなれるお手伝いを致したいと存じます。

そのために、まず私が受け継いできたものを考えてみました。私は、『ポリシー』と『人』を受け継いでいると考えています。
教育や美容薬液、美容施術などは時代と共に変わり行くものと感じますが、それぞれの美容室の『ポリシー』は変わることがないのではないでしょうか。
私どもの弱酸性美容室は、お客様の髪と肌の健康と美を徹底的に考える！これがポリシーです。
そのポリシーを貫くために、お客様への施術が限られてしまうこともありますが、反対に、それに賛同してくださるお客様が永年顧客としていらして下さるのだと思います。
他の美容室との差別化が難しい時代に、この先代たちが残してくれたポリシーは、私にとって、とてもわかりやすい経営理念となっており、これだけは曲げられないものです。

そして、『人』です。
美容の世界は、一人前になるのにどのくらいかかるのでしょう。
私自身は、20年以上働いていますが、残念ながら、まだまだ一人前ではないです。
それだけ技術の世界は奥深いですから、経験豊かな美容師さんを全国に祖母や父が残してくれたこと、そして全国の弱酸性美容室を愛してくださるお客様がいらして下さること。これが私の一番の財産です。

ですから、この『ポリシー』と『人』を何より大切に思い、この会を運営していきます。
私が、日本弱酸性美容協会を引き継ぎ、いつかまたバトンタッチするまで、まっすぐとこの会を運営し、ベル・ジュバンス弱酸性美容法を広め、次世代に繋げる魅力ある会を目指してまいります。
これからも皆さまのご指導ご鞭撻を賜りながら誠心誠意頑張って参りますので、ご厚情を賜りたく切によろしくお願い申し上げます。